一建設（株）は6日、2012年1月期決算（非連結）を発表した。
当期（11年2月1日～12年1月31日）は、売上高2,188億3,800万円（前年同期比4.3％増）、営業利益203億1,000万円（同▲14.9％）、経常利益198億5,600万円（同▲15.5％）、当期純利益116億1,500万円（同▲16.3％）。
当期は、徹底した原価管理と品質向上に注力したほか、地域密着型店舗運営を実施。地域別供給量を適切に保ちながら、近畿地方や東北地方を中心に戸別分譲事業の営業所などを出店した。
主力の戸別分譲事業では、建売分譲7,139棟、土地分譲171区画を販売し、売上高1,831億7,000万円（同▲5.0％）。マンション分譲事業は、909戸を販売し282億8,400万円（同127.7％増）。請負工事事業は、規格型注文住宅411棟、分譲住宅の販売に伴う追加工事およびオプション工事などにより、59億9,489万円（同93.1％増）をそれぞれ計上した。
次期は、売上高1,167億円、営業利益97億円、経常利益94億円、当期純利益57億円を見込んでいる。なお、同社は次期から連結会計を導入する。