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東京のオフィスビル空室率、5ヵ月ぶりに低下/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は8日、2012年2月末時点のオフィスビル市況調査を発表した 東京ビジネス地区(都心5区)の平均空室率は9.15%(前月比▲0.08ポイント)と、5ヵ月ぶりに低下した。新規供給が見られなかったことと大型解約がなかったことで、空室面積の増加傾向が弱まったほか、新築ビルにも成約の動きが見られた。平均賃料(坪単価)は1万6,846円(同▲74円)となった。

 一方、大阪ビジネス地区の平均空室率は10.70%(同▲0.04ポイント)となった。新築・既存ビルともに成約が進んだため、1ヵ月間で空室面積は約500坪減。空室率は4ヵ月連続の低下となった。平均賃料は1万1,456円(同▲199円)となった。


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