住友林業(株)は12日、「サステナブルエナジーハウス(東北応援しよう)」プロジェクトが、平成23年度第3回「住宅・建築物省CO2先導事業(特定被災区域部門)」に採択されたと発表した。
平成23年度第3回「住宅・建築物省CO2先導事業」では、震災被災地を対象とした「特定被災区域部門」が設置され、ゼロ・エネルギー住宅の普及促進、東日本大震災からの復興における省CO2の実現性に優れた住宅・建築物プロジェクトに対し、設備費等の一部が補助・支援される。
同プロジェクトは、CO2を吸収固定した国産材を積極的に用いた木造住宅で、主要構造材には積極的に東北産材を活用。資材の輸送エネルギーを削減するとともに、地域産材の活用等を通し、被災地の復興支援にも寄与する。また、省エネ・創エネ技術をバランス良く採用するとともに、住まい手の省エネ意識等の喚起にも配慮した点などが評価され、採択に至った。