(株)ファーストロジックはこのほど、アパート・マンションオーナーに「移民の受け入れ政策」に関するアンケート調査結果を発表した。不動産投資ポータルサイト「不動産投資の楽待」に会員登録しているアパート・マンションオーナー対象に調査したもので、回答者は153人。
移民受け入れ政策については、「移民に賛成で、自分が所有している物件にも受け入れる」が63%、「移民は賛成だが、自分が所有する物件には受け入れたくない」(18%)と合わせ、移民に賛成と回答した人は8割を超え、アパート・マンションオーナーの大多数が移民の受け入れに賛成していることが明らかになった。
ただ、これまでに「保有の物件に外国人を受け入れたことはあるか?」という質問に「ある」と答えた人は30%。「家賃を滞納し夜逃げされた」「ゴミ出しを注意しても聞き入れず途方にくれた」という声もあった。
移民受け入れのメリットについては、「労働人口の増加」(103人)、「日本の国際化・多様化を促す」(88人)という点を過半数のオーナーが挙げた。一方、デメリットとして「治安の悪化」(120名)、「日本になかった多民族問題が生じる」(95名)などに集中した。