(株)不動産経済研究所は15日、2月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は3,918戸(前年同月比13.0%増)。地域別では、東京都区部が1,975戸と、2011年11月以来の5割を突破した。
月間契約率は75.3%(同▲9.5ポイント)とダウン。1戸当たり販売価格は4,475万円(同▲5.1%)、1平方メートル当たりの単価は62万2,000円(同▲7.9%)といずれも低下した。
販売在庫数は5,499戸で、前月末比で74戸の増加となった。
即日完売物件は、「プラウド神楽坂」(東京都新宿区、66戸、平均価格6,999万円、平均1.48倍、最高4倍)、「アトラス西荻窪レジデンス 1期」(東京都杉並区、13戸、平均価格5,778万円、平均2倍、最高6倍)、「プラウド綱島上町 1期1・2次」(横浜市港北区、78戸、平均価格4,925万円、平均1.17倍、最高3倍)など、24物件552戸。20階以上の超高層物件は23物件527戸、契約率は73.4%だった。
なお、3月の発売戸数は4,200戸の見込み。