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物流施設開発に参入。千葉・市川市で第1弾/三井不動産、GLプロパティーズ

「(仮称)市川塩浜プロジェクト」イメージパース

 三井不動産(株)は19日、GLプロパティーズ(株)(東京都港区、代表取締役社長:三木真人氏)と共同で、大型マルチテナント型物流施設「(仮称)市川塩浜プロジェクト」の開発に着手したと発表した。共同出資する特定目的会社が事業主体となり、両社がプロジェクトマネジメントを実施する。

 開発地は、敷地面積約5万3,000平方メートル。首都高湾岸線千鳥町I.C.にほど近い、JR京葉線「市川塩浜」駅徒歩圏。東京都心部へのアクセスが良く、2015年度には東京外郭環状道路(仮称)高谷JCTが新たに開通する予定で、埼玉県内部へのアクセスも向上する。
 
 建設する施設は、延床面積約12万1,000平方メートル。災害時における入居テナントのBCP対応をサポートするため、免震構造を採用。バックアップ電源の導入や電気室の高潮対策等も導入している。環境評価システムのCASBEEでAランク認証取得も目指す。

 着工は12年9月、竣工は13年9月の予定。


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