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拓大八王子キャンパス内に学生寮を建設。春から運営スタート/JSB

「カレッジハウス扶桑」外観。4月の入寮スタートに向け、急ピッチで工事が進められている
「カレッジハウス扶桑」外観。4月の入寮スタートに向け、急ピッチで工事が進められている
棚の中は、収納としても、洗濯機置場としても使えるようになっている
棚の中は、収納としても、洗濯機置場としても使えるようになっている
同社が開発したモニタ付きインターフォンや10キーのドアキーなど、最新設備も導入
同社が開発したモニタ付きインターフォンや10キーのドアキーなど、最新設備も導入

 (株)ジェイ・エス・ビーは、かねてより開発を進めていた拓殖大学学生寮「カレッジハウス扶桑」をマスコミ等に公開した。

 「カレッジハウス扶桑」は、拓殖大学八王子キャンパス(東京都八王子市)敷地内で開発を進めていたもので、寮棟4棟からなる。すべて4階建てで、総戸数405戸(男子棟3棟・289戸、女子棟1棟116戸)。

 住戸は専有面積17.68平方メートル、机、ベッドのほか、ミニキッチン、2点式ユニットバス、ウォシュレット付きトイレを完備。吊棚・ハンガーパイプや物入兼洗濯機置場を用意し、収納スペースの確保にも配慮している。

 共用施設として、研修室、大浴場を備えた浴室棟、食堂棟、フィットネスジムなどを完備。さらに「東日本大震災を教訓に、大学とも協議の上、震災用備蓄倉庫を新たに設置」(同社広報担当主任調査役:松本 譲氏)したという。

 なお「カレッジハウス扶桑」開発・運営スキームは、ジェイ・エス・ビーが拓殖大学との間で、期間30年の建物譲渡特約付定期借地権契約を締結し、同社が建物の建設および寮・付帯設備の運営管理を実施。期間満了後に無償で大学に譲渡する、というもの。

 同社ではこれまで東北大学の学生寮「ユニバーシティハウス三条」のほか、多数の大学寮の管理等を実施しており、今後も大学と一体となってのサービスを提供していく計画。

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