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家族のコミュニケーション、4割弱が「毎日2時間以上が理想」/三菱地所ホーム調査

 三菱地所ホーム(株)は5日、全国のインターネットユーザー男女800名を対象にした「住まいに関する意識調査」結果を発表した。家族のコミュニケーション意識や男性の家事参加意欲などを調査したもの。

 どのくらいの時間を家族とのコミュニケーションに割けるのが理想かを聞いたところ、39.6%が「毎日2時間以上」と回答。「毎日1~2時間未満」(21.3%)、「わずかな時間でも毎日」(23.4%)などと合わせ、9割以上が「毎日」のコミュニケーションを望んだ。2010年9月の前回調査時に1割以上いた「特に必要性を感じない」という回答は、今回3.8%と激減。

 また、親との同居についても、45.4%が「気を遣う」と回答しているものの、39.3%が「離れて暮らすよりいい」、26.3%が「親孝行できていい」と答えるなど、全体的に家族の絆の強まりが感じられる傾向となった。

 一方、男女それぞれに「男性(男性の場合は自身)の家事参加」について聞いたところ、「積極的」「割と積極的」の合計が男性で43.6%、女性で36.1%に達した。ただし、「積極的でない」との回答が、男性の11.8%に対し女性は26.3%と多く、「はじめから手伝う気がない」という回答も男性の30.2%に対し、女性は64.4%と多いことから、同社は「男性は手伝いたい気持ちがあるのに、女性がほとんど気づいていない」と分析している。


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