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流動化事業の減益を開発事業が補う/トーセイ12年11月期第1四半期決算

 トーセイ(株)はこのほど、2012年11月期第1四半期決算を発表した。

 当期(11年12月1日~12年2月28日)の連結売上高は50億2,300万円(前年同期比8.0%増)、営業利益7億4,300万円(同2.7%増)、経常利益5億2,600万円(同14.0%増)、当期純利益は2億3,300万円(同▲14.7%)。
 最終利益の大幅減は、税制改正による法人税率変更に伴う繰延税金資産の取り崩しによるもの。

 主力の不動産流動化事業では、Restyling事業において、「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)、「ルネ東寺尾」(横浜市鶴見区)など28戸を販売したことに加え、2棟のバリューアップ物件の販売を行なったが、売上高は20億8,900万円(前年同期比▲28.8%)、営業利益3億8,600万円(同▲37.7%)にとどまった。

 不動産開発事業は、分譲マンション、戸建住宅など8戸を販売し売上高11億1,000万円(同1,218.9%増)、営業利益3億1,400万円(前年同期:営業損失4,500万円)を計上した。

 通期では連結売上高は290億6,300万円、営業利益30億7,900万円、経常利益22億2,600万円、当期純利益12億7,800万円を見込んでいる。


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