不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

博多のSC売却損の計上で大幅な減益に/JRF12年2月期決算

 日本リテールファンド投資法人(JRF)は12日、2012年2月期決算を発表した。

 当期(11年9月1日~12年2月29日)の営業収益は236億4,200万円(前期比8.3%増)、営業利益53億3,800万円(同▲37.5%)、経常利益28億2,700万円(同▲52.9%)、当期純利益23億1,200万円(同▲58.0%)、1口当たり分配金3,673円(同314円増)。

 期中、12物件を取得する一方で、再生に多額の費用がかかる福岡・博多の商業施設「博多リバレイン/イニミニマモ」を売却。その売却損が生じたため、利益は前期を大きく下回った。なお、保有する都市型商業施設の期末時点の稼働率は96.9%(期首比5.3ポイントアップ)となった。

 なお、次期については、営業収益234億6,000万円、営業利益94億3,300万円、経常利益70億2,300万円、当期純利益70億2,200万円、1口当たり分配金3,735円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら