積水ハウス（株）が中国・瀋陽で建設を進めていた鉄骨住宅の生産工場が15日に竣工、操業を開始した。日本の工業化住宅システム生産工場の本格的中国進出は、初となる。
同社は、瀋陽市が進める国家プロジェクトの産業団地「現代建築産業パーク」の中核企業として進出している。今回開設した工場は、中国国内向けの次世代省エネ・高性能工業化住宅需要に対応することが目的。
同国内で同社が手掛ける複数の大型都市開発プロジェクトにおける戸建住宅（タウンハウス）用の鉄骨住宅部材や、外壁・内装設備等の生産を担うと同時に、マンション向けの建材や内装設備も生産する予定。