パナホーム(株)は、スマートハウスの新商品「スマート・パナホーム」を18日に発売する。
高断熱・高気密な建物の性能をベースに、「創エネ」、「省エネ」、「畜エネ」のシステム・設備と、それらをつなぎ効率的にコントロールするエネルギーマネジメントシステム技術によりスマートな暮らしを提案するもの。今後は、同社の戸建住宅の全商品で展開していく。
パナソニック製の「創蓄連携システム」を採用。電気料金が安い夜間に電気を購入して蓄電し、料金が高い時間帯に放電して使うことで、ピーク電力の抑制を図る「経済優先モード」、日中に太陽光発電システムで創った電気の余剰分を蓄電して夜間に使用することで、自然エネルギーを最大限有効活用できる「環境優先モード」、災害時に備えて、常に蓄電池が満充電状態となるよう作動する「蓄電優先モード」の3タイプのモードを設定。ライフスタイルや価値観にあわせ選択することができるのが特徴。
また、重要な照明や冷蔵庫、通信機器等の電源については、新築時にあらかじめバックアップ用の分電盤に配線。停電時にもコンセントの取替えなしで使用することができる。
販売価格は、「カサート・テラ スマート」(2階建て、延床面積123.04平方メートル)代表モデルプランで、1坪当たり77万7,000円。初年度は、シリーズ全体で200棟の販売を目標としている。