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15年度の加盟店数500店舗目指す/ピタットハウスネットワーク

「スターツグループや直営店舗との連携を深め、加盟店の皆さまにとって、未来ある事業展開につなげていきたい」と話す河野社長
2011年度接客コンテストの表彰式

 ピタットハウスネットワーク(株)は17日、全国の加盟店(3月31日時点:408店舗)を集めての「2012年度経営方針説明会」を、ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区)で開催した。

 今年度は、運営方針として「営業拠点の増設」「研修の充実」を掲げた。4月には福岡営業所を開設するほか、年内には東北営業所をオープンする予定。加盟店のない13県への出店強化を図る。また、スターツグループの海外拠点との連携を図り、海外における不動産紹介事業ができるよう提案していく。

 研修では、代表の片腕となるようなパートナー育成講座、スターツグループのノウハウを公開する講座、コンプライアンス講座などを実施していく。そのほか、昨年9月にリリースした不動産総合業務支援システム「RJ-2」の浸透、ウェブサイトリニューアル、ミステリショッパーなどを行なう「ホスピタリティプロジェクト」の推進などを実施していく。

 説明会で挨拶した同社代表取締役の河野一孝氏は「ピタットハウスのブランド力や、スターツグループとの相乗効果を活かし、15年度までに加盟店数500店舗突破を目指す」などと述べた。

 説明会では、11年度接客コンテストなどの表彰式も開催。今回は、FC事業開始から10年を迎えるため、特別に10年加盟していた不動産会社に向けた表彰も行なった。


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