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「BEMSアグリゲータ事業」を開始/大和ハウス工業

 大和ハウス工業(株)は19日、日本ユニシス(株)とコンソーシアムを組み、BEMSアグリゲータ事業を開始したと発表した。

 同コンソーシアムは、中小ビルなどの高圧小口電力需要家におけるBEMS導入を促進、エネルギー使用の効率化および電力需要の抑制を図り電力消費量を削減する「平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業」において、BEMSアグリゲータに採択された。これを受け、電力会社との契約電力が50kW以上500kW未満の高圧小口電力需要家を対象に、BEMS機器の導入および日本ユニシスのクラウド基盤(U-Cloud)を活用したエネルギーマネジメントサービスを提案するもの。

 同サービスでは、電力見える化、遠隔システムを利用した空調・照明制御、メールなどを利用したエネルギー警報発令、地域別の緊急時エネルギー逼迫警報の発令、アグリゲータからの遠隔制御などの機能を提供。また蓄積されたエネルギーデータからの簡易省エネ診断などを行なう。

 今後、大和ハウス工業では、同サービスから得られるエネルギー使用データを利用し、高圧小口電力需要家に対し、建物の断熱工事や設備の高効率化を提案していく。


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