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専修大学と小田急電鉄、社会貢献活動などで連携・協力へ

基本協定調印の様子。左は専修大学学長の日高義博氏、右は小田急電鉄取締役社長の山木利満氏

 専修大学(東京都千代田区)と小田急電鉄(株)は20日、産学連携の取り組みを進めていくための「連携・協力に関する基本協定」を締結した。

 専修大学は、小田急線沿線の川崎市多摩区に拠点を擁し、21世紀ビジョンとして「社会知性の開発」を掲げ、このビジョンのもと教育・研究の充実に努めるとともに、地域社会への貢献活動を推進している。また、小田急電鉄は、企業の社会的責任(CSR)を経営の根幹に掲げ、小田急沿線を中心にグループワイドの事業を展開するとともに、社会貢献活動を積極的に推進している。
 この両者が相互が持つ人的資源、知的資産、地域資産を活用した教育・研究や、社会貢献活動に向け連携・協力し取り組むことに合意。基本協定締結に至ったもの。

 同協定では、(1)専修大学は小田急電鉄が行なう社会貢献活動に協力、大学の持つ知的資産を小田急電鉄と連携・協力して地域社会に発信する、(2)小田急電鉄は専修大学の学術研究・教育活動に協力するとともに、大学と連携して社会活動を推進する、としている。

 具体的には、小田急電鉄による専修大学での寄付講座「地域と共生する小田急グループのCSRと事業戦略」の開講、課題解決型インターンシップの取り組み、「KSソーシャル・ビジネス・アカデミー」(専修大学と川崎市が運営する市民向け講座)への講師派遣などを予定している。


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