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渋谷の高層複合タワー「ヒカリエ」、26日にオープン/東京急行電鉄、東急百貨店

「ヒカリエ」外観
「東急シアターオーブ」
「さらにクリエイティブでエンターテインメント性の高いまちになるよう、運営に力を入れていきたい」と語る東急電鉄取締役社長・野本弘文氏(写真中央)と東急百貨店取締役社長・二橋千裕氏(同左)、東急文化村取締役社長・渡辺 惇氏

 東京急行電鉄(株)と(株)東急百貨店は、渋谷駅直結の複合高層施設「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)を26日にオープン。24日、報道陣に公開した。
 
 「渋谷ヒカリエ」は、東京都市計画都市再生特別地区の都市計画に基づき「渋谷」駅東口の旧東急文化会館跡地に建設される複合ビル。敷地面積は約9,640平方メートル、延床面積は 約14万4,000平方メートル。地上34階地下4階、高さ182.5mで、東急東横線・東京メトロ副都心線の「渋谷」駅に直結する。

 “日本一訪れたい街渋谷~エンタテインメントシティしぶや”をコンセプトに、地下3~5階に東急百貨店の新しい商業施設「ShinQs(シンクス)」、6・7階にカフェ&レストラン、8階にイベントスペースや貸しギャラリーからなるクリエイティブスペース「8/(ハチ)」、9・10階にイベント等を開催する「ヒカリエホール」、11~16階に約1,972席の本格的ミュージカル劇場「東急シアターオーブ」、17~34階にオフィスからなる複合施設となる。 
 
 同日開催の記者発表で東急電鉄取締役社長の野本弘文氏は「渋谷は若い人のまちというイメージがあるが、幅広い世代にも訪れてほしい。今回オープンするシアターオーブは、日本最大級のミュージカル劇場となり、本場のミュージカルが楽しめる。今後渋谷は都市計画のもと開発が進む予定で、進化していく渋谷を見守ってほしい」などと話した。


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