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「ライオンズリビングラボ」収納中心に拡充。千葉・市川で第1弾/大京

仕切りで高さを調整することで、布団の他にジャケットやコート、スーツケースなども収納できる「FUTONクロゼット」
2リットルのペットボトルが6本入るなど、収納力の高い「マルチキッチンストッカー」。食品をストックできるほか、オリジナルバスケット(写真中央下)には、ポリ袋を設置しやすいストッパーを付けるなど、分別ゴミを収めるのに便利な工夫が
室内物干し「ランドリーポール」。雨の日や花粉の季節でも、室内で洗濯物を掛けられるので、屋外での作業時間が短縮。また家族と会話をしたり、テレビを見ながら家事ができるというメリットも

 (株)大京は25日、新しいカタチのモノづくりを行なうプロジェクト「ライオンズリビングラボ」にて、新商品「FUTONクロゼット」、「マルチキッチンストッカー」、「ランドリーポール」、「ランドリーアーム」を開発。第1弾として、5月に販売を開始する分譲マンション「ライオンズ行徳駅前レジデンス」(千葉県市川市、総戸数44戸)に導入すると発表した。

 「ライオンズリビングラボ」では、女性の声を中心にモニタリング調査活動を実施し、顧客の視点で商品開発を行なっている。今回開発した4商品は、半年に1回実施しているモニター座談会や入居者アンケートなどによる顧客の声をもとに商品化したもの。

 「FUTONクロゼット」は、仕切りやハンガーポールの高さや位置を変更でき、布団も収納できるクロゼット。サイズは横幅約1,000mm・奥行約800mmで、室内の床との段差をなくすことでキャスター付き収納もラクに出し入れが可能なつくりとした。
 「マルチキッチンストッカー」は、扉と内部を3つの空間に分割し、用途に合わせて使い分けができるキッチン収納。分別ゴミをすっきり収められるポリ袋ストッパー付きのオリジナルバスケットを設けたほか、非常食などを収納できる2段の可動棚も設置。下部には扉ごと引き出せるゴミ箱付きワゴンを用意した。両商品は、整理収納アドバイザーの中山真由美氏のアドバイスも反映させている。
 さらに、洗濯する際の“干す・取り込む”作業を快適にする“スマートランドリースタイル”と、そのためのアイテムを用意。「ランドリーポール」は“干す・取り込む”際に便利で、バルコニーに出ている時間を短縮できる室内物干し設備。「ランドリーアーム」は、バルコニーに設置する、小物を掛けられる多機能フリーアーム。

 「ライオンズ行徳駅前レジデンス」は、東京メトロ東西線「行徳」駅徒歩5分の鉄筋コンクリート造地上7階建て。間取りは3LDK~4LDK。専有面積は65.32~90.77平方メートル。価格は3,000万~6,000万円台を予定。
 現時点での問い合わせは300件ほどで、居住地は市川市内が6割、船橋市など近隣地域が4割。28日よりモデルルームをオープンする。竣工・入居時期は2013年6月を予定。

 なお同社は、今後供給する物件に新商品を採用していく方針。


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