日本社宅サービス(株)は8日、2012年6月期第3四半期決算を発表した。
当期(11年7月1日~12年3月31日)の連結売上高は44億9,300万円(前年同期比3.7%増)、営業利益3億8,700万円(同6.1%増)、経常利益3億8,300万円(同5.7%増)、当期純利益1億7,600万円(同7.8%増)。
主力の社宅管理事務代行事業は、既存顧客の社宅利用が比較的順調であったこと、手数料収入が伸長したことで、売上高21億5,900万円(同2.9%増)と堅調。営業利益は、高付加価値サービス増強へ人材強化を進めたことなどで3億5,300万円(同▲4.8%)。
施設総合管理事業では、物件解約により管理収入が減少したものの、リプレースに伴う受注案件が解約件数を上回ったほか、修繕工事等の取り組みを進め、売上高23億3,300万円(同4.5%増)、営業利益3,300万円(前年同期:営業損失600万円)を計上した。
通期については、連結売上高61億3,000万円、営業利益4億7,500万円、経常利益4億7,300万円、当期純利益2億1,400万円を見込む。