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不動産販売の利益率改善で2期連続の増益/住友不動産12年3月期決算

 住友不動産(株)は14日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結売上高は6,886億6,200万円(前期比▲7.5%)、営業利益1,474億6,500万円(同6.5%増)、経常利益1,079億1,200万円(同1.5%増)、当期純利益532億3,600万円(同4.6%増)の減収増益。2期連続で営業・経常増益を達成した。

 主力の不動産賃貸事業部門は、前期竣工のビルが通期稼働し業績に寄与。営業収益2,718億1,100万円(同▲7.1%)、営業利益896億3,600万円(同1.5%増)と、3期ぶりの増益に。
 不動産販売事業部門においては、マンション、戸建て、宅地の合計で4,119戸(同▲722戸)を販売。大型物件の計上減で計上戸数は減少したが、利益率は改善し、営業収益1,981億5,300万円(同▲17.3%)、営業利益378億9,200万円(同13.3%増)となった。
 
 次期は、連結売上高7,200億円、営業利益1,500億円、経常利益1,090億円、当期純利益580億円を見込んでいる。


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