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売上高550億円超を達成。原価・販管費増で営業利益は前年割れ/タカラレーベン12年3月期決算

 (株)タカラレーベンは、2012年3月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結売上高は551億9,100万円(前期比17.7%増)、営業利益59億3,000万円(同▲12.2%)、経常利益50億7,100万円(同▲8.2%)、純利益36億8,100万円(同▲27.6%)であった。

 新築マンションの引渡戸数を1,292戸(同203戸増)まで伸長するなど、主力事業が順調に進捗、増収に。しかし売上原価が前期比で26.1%増、販管費が同6.9%増加したこと、減損損失の計上および訴訟関連費用の発生等により特別損失が同21.2%増加したこと等により、減収となった。

 主力の不動産販売事業は、新築分譲マンション売上高443億5,400万円、新築戸建分譲・リニューアルおよびリテール事業等の売上高59億2,600万円により、売上高502億8,100万円(同19.9%)を計上した。

 次期については、売上高639億5,000万円、営業利益70億円、経常利益61億円、純利益38億円を見込んでいる。


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