大東建託グループは18日、東日本大震災の遺児支援を継続して支援することを目的に、「大東建託グループあしなが基金」を設立した。
同震災による津波で保護者が死亡または行方不明となった子供たちは2,000人を超えている。同基金は、被災した子供たちに息の長い支援を続けていくため、被災地の同社社員の提案により設立したもの。集めた基金は「あしなが育英会」が進める「東北レインボーハウス」などの震災遺児ケアを目的とした施設の建設資金・運営費として利用する。
同社グループの有志社員から毎月1口200円(5口まで)の寄付を募るほか、「マッチングギフト制度」を導入。毎月社員の寄付金額と同額を、同社がマッチングギフトとして寄付することで、社員と会社が一体となった支援活動を実施する。基金の継続期間は最低5年間。
なお、同社は4月16~24日に募金活動を実施、集まった募金1,500万円をあしなが育英会に寄付している。