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「東京スカイツリータウン」、初年度来場者3,200万人を見込む/東武鉄道

「東京ソラマチ」外観
全長120mの通路に食品、雑貨、カフェなどが並ぶ「そらまち商店街」

 東武鉄道(株)は18日、5月22日開業する「東京スカイツリータウン」(東京都墨田区)の商業施設「東京ソラマチ」を、報道陣に公開した。

 「東京ソラマチ」は、店舗数312店(物販127店、食物販90店、飲食・フードコート77店、サービス18店)、敷地面積約5万2,000平方メートルの都内最大級の商業施設。東武鉄道「とうきょうスカイツリー」駅側の「ウエストヤード」(1~5階)、東京スカイツリー真下の「タワーヤード」(1~3階)、都営浅草線「押上」駅側の「イーストヤード」(1~8階、30~31階)の3エリアに分かれている。

 「ウエストヤード」には、約400種類、総数約1万点の都市型水族館「すみだ水族館」をはじめ、約500席のフードコートの「ソラマチ タベテラス」や、毎日の生鮮食品からベーカリー、惣菜店などを扱う「フードマルシェ」などが集積。「タワーヤード」には、食品・スイーツを扱う「フードマルシェ」、ファッション、雑貨店などが連なっている。

 「イーストヤード」は、1階の全長120mの通路に食品、雑貨、カフェなどが並ぶ「そらまち商店街」を設置。6~7階は日本の地方発の名物料理や東京下町の伝統料理などを提供する専門店29店が集積したレストランフロア「ソラマチダイニング」、30~31階には、地上150mから間近でタワーを望めるレストラン11店舗が集う「ソラマチダイニング スカイツリービュー」が設けられている。

 なお、「東京スカイツリー」は、開業後50日間の展望デッキの入場を完全予約制とし、入場人員も1日2万名収容可能なところ、平常時の7割に抑える。同社は、タウン全体での初年度来場者数は約3,200万人、次年度来場者数は約2,500万人を見込んでいる。


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