大和証券オフィス投資法人(DOI)は21日、保有するオフィスビル「E・スペースタワー」(東京都渋谷区)が、三井住友銀行の「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」の評価で「シルバー」を取得としたと発表した。
「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」は、環境性能が高く、震災等のリスク対策を講じたサスティナブルなビルディングの普及を金融の立場から支援することが目的。三井住友銀行とCSRデザイン&ランドスケープ(株)が作成した独自の評価基準に基づき、ビルの環境性能や、持続可能性確保の為に必要な取り組み、サステイナブル経営の方針と実践等を評価し融資する。
「E・スペースタワー」は、延床面積1万8,145.04平方メートル、2002年築のオフィスビル。サスティナブル経営の方針と実践、持続可能な敷地利用、室内環境、節水の面において高い水準であると評価されたもの。中でも(1)WEBサイト等を通じて環境方針を対外的に公表し、着実に環境配慮へ取り組んでいる、(2)東西面のカーテンウォールにLow-Eペアガラスを全面的に採用し、省エネ効果と採光、眺望確保を同時に実現している、(3)排煙管理・室内温熱・音環境の管理などの広範囲に亘る配慮、(4)節水型自動洗浄装置、自動止水栓機能付きの蛇口など、節水性能の高い機器の積極的な導入などが高く評価された。