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次ステージへの方向性示す「タグライン」を設定/大京グループ

新タグライン「マンションの、その先へ。Innovation Everywhere」のロゴマーク

 大京グループは23日、同社の今後の方向性と指針を示した新しいタグライン「マンションの、その先へ。Innovation Everywhere」を策定した。
 
 同グループは、ストック事業を安定収益基盤の柱と位置付け、市場環境の変化に対して柔軟に対応できるビジネスモデルへの転換を図ってきたが、2012年3月期で一定の水準まで達したと判断。グループビジョンである「お客さまに選ばれる住生活をコアとした新しい『不動産サービス事業』」の実現に向け、新たに今後の方向性と指針を定めた。

 新タグラインでは、リモデル事業の推進や、マンションやビルの管理・修繕、資産管理などの分野での顧客視点での事業の見直しや進化、地域社会やコミュニティを含め顧客の困りごとを解決する、生活環境創造企業への進化などを提示。
 また、アジアやアフリカなどの新興国が高成長をとげ、経済の中心がシフトしていることなどを鑑み、この流れの中で世界一品質に厳しい日本で鍛えた技術やサービスを活かし世界にチャレンジしていくことなどを掲げている。

 なお、経営の基本方針として「顧客価値経営の実践」、「収益力」、「コンプライアンス」、「コミュニケーション」の4つを設定。さらなるコーポレートブランド価値の最大化を図っていくとしている。


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