不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

小児がん患児のための共同住宅建設に協力/積水ハウス

 積水ハウス(株)はこの度、NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスが建築する「(仮称)チャイルド・ケモ・ハウス」の企画設計などに協力、工事に着工したと発表した。

 「(仮称)チャイルド・ケモ・ハウス」とは、小児がん患児とその家族が家のような環境で療養に専念することができる共同住宅。 
 神戸市から土地を賃借し、建築には同社と建築家の手塚貴晴氏・由比氏が全面的に協力したもので、同社は総合企画設計と施工を担当したほか、約2億円を寄附した。

 建物は重量鉄骨造地上1階建て。敷地面積3,500平方メートル、延床面積1,931.50平方メートルで、患児・家族滞在・療養向けの共同住宅(19戸)のほか、診療所やレストランなどが併設されている。

 開業は13年4月1日の予定。総事業費は7億円。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら