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海外事業の増益により営業利益は前期比約21%増/森ビル12年3月期決算

 森ビル(株)は30日、2012年3月期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)の連結営業収益は2,002億円(前期比▲4.3%)、営業利益は470億円(同20.5%増)、経常利益は363億円(同44.5%増)、当期純利益90億円(同27.4%増)となった。

 賃貸事業は、稼働率上昇による賃貸収入の増加や運営受託収益の増加を主因に、営業収益1,118億円(同1%増)と増収に。分譲事業は物件売却収入の減少により、営業収益432億円(同▲35%)。施設営業事業は東日本大震災の影響を主因に、営業収益180億円(同▲5%)に。海外事業は、上海環球金融中心の一部床売却を主因に、営業収益352億円(同96%増)を計上した。

 なお次期は、連結営業収益2,500億円、営業利益410億円、経常利益320億円、当期純利益150億円を見込んでいる。


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