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1口当たりの分配金3,842円/SPI12年4月期決算

 スターツプロシード投資法人は(SPI)14日、2012年4月期決算を発表した。

 当期(11年11月1日~12年4月30日)は、営業収益15億2,700万円(前期比2.0%増)、営業利益6億9,000万円(同0.3%増)、経常利益4億1,500万円(同2.5%増)、当期純利益4億1,400万円(同2.5%増)、1口当たりの分配金は3,842円(同93円増)となった。

 今期資産の取得は実施せず、内部成長に注力。リーシング業務の具体的な施策としては、前期に引き続き、原状回復工事期間の徹底した管理により空室期間の短縮化を実施。併せて入居者からの退去申し入れ後、速やかに各エリアの不動産賃貸市場の動向に応じて賃料・募集条件の設定および調整を実施し、新規入居者の募集を行なうことで稼働率の維持・向上を図った。また、一部の事務所テナントについては、退去に伴い、市場競争力の向上を目的として周辺ニーズを検証の上、住居への用途変更を行ない、結果として早期の入居と賃料収入の向上を実現した。これらの施策によって、ポートフォリオ全体の稼働率は、期中を通じておおむね97%前後の高い水準で推移し、安定的な稼働状況を達成している。

 次期(12年10月期)については、営業収益15億600万円、営業利益6億6,500万円、経常利益4億2,200万円、当期純利益4億2,100万円、1口当たりの分配金は3,900円を見込んでいる。


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