(株)日本政策投資銀行は20日、(株)ニッセイ基礎研究所との間で「DBJ Green Buiding認証制度」に関する業務協力協定を締結した。
「DBJ Green Buiding認証制度」とは、環境・社会への配慮がなされた不動産を対象に、日本政策投資銀行が独自に開発した総合スコアリングモデルを利用し、4段階の評価ランクに基づく認証を行なうもの。
同制度によりビルオーナーである顧客の事業用不動産をステークホルダーにアピールするとともに、同社の金融サービスを実施することで不動産の開発資金や取得資金・改修資金等の資金ニーズをサポートする。
今回の業務連携では、不動産市場・投資分野の第一人者であるニッセイ基礎研究所と共同でグリーンビルディングの分析・評価に係る情報交換や共同研究を進めていく。これにより同制度を進化させ、不動産における環境・社会への配慮を促進し、グリーンビルディングの環境性能や社会的効用が評価される不動産金融市場の形成に貢献することを目指す。