一般社団法人住宅リフォーム推進協議会は20日、ルポール麹町（東京都千代田区）で第4回定時総会を開催した。
総会では、2012年度事業計画・収支予算を原案通り承認・可決。また役員改選に当たり会長に巽 和夫氏が再任した。
総会後に行なわれた懇親会冒頭挨拶した巽 和夫会長は「“長寿命化リフォームセミナー”の積極的な開催により、同リフォームへの会員理解が深まっている。今後も引き続き、セミナーやシンポジウムを継続していきたい。今年度も、国土交通省が発表した既存住宅・リフォーム市場の倍増計画に従い事業を進めていく。既存流通・リフォーム市場の活性化やサスティナブル社会の実現につながるよう、協議会内でも年4回の研究会を開催。『中古住宅・リフォームトータルプラン』普及のための課題を究明していきたい」などと語った。
そのほか、同協議会では、昨年同様に地域におけるリフォーム相談の支援や、リフォーム事例についてのテキスト作成およびセミナー等での紹介など、全国の事業者と消費者に対し、“トータルプラン”普及のための活動を進めていく。