伊藤忠都市開発(株)は20日、総合防災プログラム「クレヴィア ライフ・ハグ」を関東圏のマンションから導入すると発表した。
「クレヴィア ライフ・ハグ」は、新たな視点と体制等によって強化した防災サポート。地震などの災害にいかに備えるか再検証、同社のマンションの防災対策を総合的に見直した。コミュニティ形成の「ハグ・コミュニティ」、防災備蓄の「ハグ・アイテム」、住品質の「ハグ・クオリティ」という3つの観点から、安心の形を追求・具現化している。
「ハグ・コミュニティ」は、上級救命講習などを受講した管理員の勤務、マンションごとの防災マニュアルの作成・配布や、防災関連イベントなどを実施。「ハグ・アイテム」では、防災備蓄倉庫と備品を標準化する。「ハグ・クオリティ」は、建物構造、液状化対策などを行なっていく。
同プログラムは、グループ管理会社である伊藤忠アーバンコミュニティ(株)に委託。同社が管理を担当するマンションを対象にサポートを行なう。第1号案件の「クレヴィア検見川浜」(千葉市美浜区、総戸数155戸)より導入、随時クレヴィアマンションシリーズで展開していく予定。