不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける5月の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録数は、26万642件(前年同月比10.9%増)。1平方メートル当たりの登録賃料の首都圏平均は、賃貸マンションが2,731円(同▲2.3%)、賃貸アパートが2,287円(同▲2.4%)。1戸当たりの平均では、賃貸マンションが9万6,100円(同▲2.4%)、賃貸アパートが6万1,100円(同▲0.5%)となった。
一方、成約件数は1万6,885件(同▲1.9%増)となり、6ヵ月ぶりに前年同月を下回った。前年同月が11.9%増と大幅増だった反動によるもの。埼玉県、千葉県が増加となる一方、都下と神奈川県が2ヵ月連続で減少。23区も13ヵ月ぶりに減少となった。
1平方メートル当たりの成約賃料の首都圏平均は、賃貸マンションが2,605円(同▲3.1%)、賃貸アパートが2,234円(同▲1.2%)となった。1戸当たりの平均では、賃貸マンションが8万8,300万円(同▲3.9%)、賃貸アパートが6万1,900円(同▲2.1%)だった。