ミサワホーム(株)は26日、グループ社員1名が、「第54次南極地域観測隊員」に選ばれたと発表した。
7月から大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、極地研究所)の所員として活動し、11月に昭和基地に向けて出発する。同社グループから南極地域観測隊への参加は累計14名で、第50次から5次連続となる。
南極地域観測は、南極条約に基づき、国際協力のもと国が実施する事業の一つ。1957年以来半世紀にわたって実施され、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学など広範囲の分野で研究活動が行なわれている。
今回、同社グループから選任された中山宣彦氏は、設営系の隊員として、蓄電池室や太陽光発電・風力発電制御室などを設けた大型建築物「自然エネルギー棟」の完成を目指す。