東京急行電鉄(株)は27日、東急目黒線「武蔵小山」駅前と「西小山」駅前に商業施設を開業すると発表した。2006年に「不動前」駅~「洗足」駅間を地下化した目黒線の上部に建設するもので、7月オープンの予定。
「武蔵小山」駅前に開業する「武蔵小山駅前ビル」は、鉄骨造地上3階建て、延床面積733.57平方メートル。すでに駅直結の「武蔵小山駅ビル」が開業していることから、同ビルと一体的なデザインとする。テナントには内科や眼科、整形外科のクリニックと調剤薬局等が入居する予定で、医療関係のテナントの充実により、駅周辺のサービスの幅を広げる。
「西小山」駅前に開業する「西小山第2駅ビル」は、08年に開業した東急ストアが入る「西小山駅ビル」の北側に位置。建物は、鉄骨造地上2階建て、延床面積は947.17平方メートル。関東・東海地区を中心に展開する総合衣料小売店「パシオス」((株)田原屋)が入居する。