全国のホームビルダーによる協働グループ「ジャーブネット」(主宰:宮沢俊哉・アキュラホーム(株)代表取締役社長)はこのほど、京都市内のホテルで第13回「ジャーブネット全国決起大会」を開催。2011年度の実績報告と12年度の活動方針発表などを行なった。
11年度実績は、会員数が350社(前年比▲50社)、販売実績が7,567棟(同1.2%増)、会員1社の平均販売棟数は20.1棟(同2.3棟増)となった。“量より質”を追求すべく、会員新規募集を引き続き抑制したことで、平均販売棟数は20棟を超えた。また、東北エリアの会員が連合体を組み、福島県で応急仮設住宅100棟を建設した。
今年度は、重点施策として(1)「安心安全」「環境配慮」による優良な住まいづくりの強化、(2)「永代家守り」「暮らし守り」の推進、(3)連携による「ジャーブネットブランド」の構築、(4)全社が「永代続く優良ビルダー」を目指す、などを掲げた。
大会で挨拶した宮沢主宰は、「変化への対応力・持久力を付けるためには、20棟以上の安定受注、自己資本比率30%以上が求められる。これからの時代を1社で勝ち残ることは困難だが、事業連携によるブランド価値向上を図り、会員全社で永代続く優良ビルダーとなれるよう邁進していきたい」などと抱負を語った。