特定非営利法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会は3日、「くらしとお金に関する相談結果」を発表した。2011年度(11年4月~12年3月)に実施した「くらしとお金のFP相談室」(対面相談)の相談結果をまとめたもの。総相談件数は490件。
「くらしとお金のFP相談室」は、同協会の本部事務所(東京)と大阪事務所で実施する無料体験相談。同協会会員のCFP認定者(上級FP資格保有者)が相談を受け付けている。
相談内容のトップは「生涯生活設計」の153件。厳しい経済環境の下、将来に対する不安から、生涯生活設計の立て方や、考え方を必要としている人が多い結果となった。2位は「生命保険の見直し」(135件)、3位は「住宅ローンの新規借り入れ」(102件)。
また、将来に対する不安もある中、20歳代の相談者が相談総件数のうち10.8%(前年度7.9%)と昨年と比較して増加した。