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不動産販売事業堅調で増収も、利益率低下で減益に/三栄建築設計12年8月期第3四半期決算

 (株)三栄建築設計は6日、2012年8月期第3四半期決算(非連結)を発表した。

 当期(11年9月1日~12年5月31日)の売上高は288億5,700万円(前年同期比29.8%増)、営業利益30億5,500万円(同▲2.5%)、経常利益27億5,100万円(同▲5.0%)、当期純利益15億1,500万円(同▲8.1%)。

 不動産販売事業は、戸建住宅の販売件数が535件(前年同期:439件)、新たに進出したマンション事業の販売件数が29件で売上高は236億5,300万円(前年同期比23.8%増)と増加。しかし、利益率の低下により、売上総利益は40億6,800万円(同0.1%増)、営業利益26億7,000万円(同▲9.4%)にとどまった。

 不動産請負事業では、請負工事が堅調に推移し、販売件数は299件(前年同期:171件)と大幅に増加。売上高43億5,600万円(前年同期比74.5%増)、売上総利益6億3,600万円(同50.9%増)、営業利益4億1,600万円(同54.0%増)を計上した。

 なお通期については、売上高494億6,000万円、営業利益54億5,000万円、経常利益50億1,300万円、当期純利益27億4,700万円を見込んでいる。


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