東京都は5日、2012年5月の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工数は1万2,491戸(前年同月比11.9%増)と、2ヵ月ぶりの増加となった。
物件種別では、持家が1,580戸(同▲0.1%)と10ヵ月連続の減少。一方、貸家は4,836戸(同9.0%増)と5ヵ月連続の増加だった。分譲住宅は6,043戸(同18.6%増)と2ヵ月ぶりの増加で、うちマンションが4,229戸(同21.5%増)と2ヵ月ぶりの増加、一戸建ては1,777戸(同10.2%増)と3ヵ月ぶりに増加した。
地域別では、都心3区は295戸(同227.8%増)と2ヵ月ぶりに増加し、都心10区も3,504戸(同63.2%増)と3ヵ月ぶりに増加した。区部全体では1万471戸(同36.8%増)と5ヵ月連続で増加。一方、市部は1,987戸(同▲42.6%)と2ヵ月連続の減少となった。