三菱商事(株)は、中国の大手ディベロッパー金地(集団)股份有限公司(以下、金地集団)が進める中国遼寧省大連市での大規模分譲住宅開発事業への参画を明らかにした。金地集団との共同事業は、瀋陽市における大規模分譲住宅開発事業に続いて2件目。
29万4,818平方メートル(東京ドーム約6個分)の地に、住宅約3,500戸、店舗約3万4,000平方メートルの開発を行なうもの。総事業費は約660億円。分譲住宅については、今年8月から第1期販売を開始する計画で、16年に最終第3期の竣工を予定している。
現地のプロジェクト会社に50億円を出資することで事業の株主権益40%を取得。さらに非常勤役員・常駐職員を派遣する。
同社では、今後も中国において、商業施設開発・運営事業を中心に、複合施設なども含めて、幅広く事業展開の可能性を模索していく予定。