大和ハウス工業（株）と同社のグループ会社である大和エネルギー（株）（大阪市北区、代表取締役社長：松嶋秀和氏）が、メガソーラー事業を開始すると発表。第1弾として、大和ハウス工業が所有する「ひびき国際物流センター」（福岡県北九州市）の屋根面に、北九州地方歳第規模となる総出力2MW（メガワット）のメガソーラーを建設し、10月より九州電力へ発電電力を売電する。
年間予想発電量は200万kWh（一世帯当たりの全消費量を4,734kWh／年とした場合、約420世帯の年間消費電力量に相当）を計画。
なお大和エネルギーは、発電事業者として九州電力に売電するとともに、メガソーラーの運営・管理を行なう。大和ハウスは、メガソーラーの建設工事の請負と、大和エネルギーに屋根貸し事業を行なう。送電開始は12年10月から。
今後、自治体や各企業が保有する未利用地などを活用したメガソーラー計画について、企画から開発、工事、運営管理までのワンストップサービスを提案、12年度に10MW、14年度までに太陽光発電と風力発電を合わせて70MWの再生可能エネルギー発電事業に取り組む計画。