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宮城県東松島市と復興まちづくりに関する協定を締結/住友林業

 住友林業(株)は13日、宮城県東松島市(市長:阿部秀保氏)と「復興まちづくりにおける連携と協力に関する協定」を締結した。東日本大震災からの一日も早い復興や、持続可能な地域経済・社会を創出し、将来にわたるまちの活性化を目指し協力関係を明確化したもの。

 同市は、2011年12月に環境や高齢化に対応する先進的なまちづくりを目指して政府が推進する「環境未来都市」に選出されている。今回の協定では、同市が推進する環境未来都市構想の具体案として、新たな産業の創出や木を軸とする“木化都市”の実現に向けて取り組みを進めていく。

 なお、協定締結と同日、大きな被害を受けた野蒜地区の住民の多くが避難している「ひびき工業団地」応急仮設住宅敷地内に、同社が建設に協力した木造仮設診療所「北原ライフサポートクリニック東松島」(仮称)がオープン。同地区の移設先に建設予定の本設病院棟が完成するまでの期間、同住宅地内での診療や医療周辺サービス等を担う計画。


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