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6年連続でキッズデザイン賞を受賞/ミサワホーム

「コビープリスクールよしかわステーション」の全長約50mの大通り

 ミサワホーム(株)は17日、「第6回キッズデザイン賞」を6年連続で受賞したと発表した。

 今回受賞したのは、木質系戸建住宅「GENIUS Qualie」、「SMART STYLE E」(子供の産み育て支援デザイン 個人・家庭部門)、保育施設「コビープリスクールよしかわステーション」(子供の産み育て支援デザイン 地域・社会部門)、「コビープリスクールみさとながとろ」(子供の未来デザイン クリエイティブ部門)、子供の成長ステージに合わせた住まいにおける学びの空間の設計手法「ホームコモンズ設計」(子供の未来デザイン リテラシー部門)の5点。

 「GENIUS Qualie」は、家事時間の短縮や自分と家族の時間を充実したものにすることを提案した商品。家族みんなで選択作業を分担できたり、協力して料理の盛り付けや食事の後片付けなどがしやすいダイニングキッチンなど、子供の自発的なやる気を育む「住育」を提案している。
 「SMART STYLE E」は、震災後の新しい価値観やライフスタイルに対応した住宅として開発した商品。家族の様子がよく分かり子供の危険や変化を察知しやすい安心の間取りを提案した。

 保育施設「コビープリスクールよしかわステーション」は、約50mの大空間を大通りに見立て、その大通り沿いにライブラリーやアートコーナー、音楽ホールやキッチンスタジオなどを心地良くつなげることで、園児自身の興味や保育のテーマに沿って自由に活動する場を選択できるようにしている。
 「コビープリスクールみさとながとろ」は、ITなどを複合的に活用し、園児の表現力、コミュニケーション力を養う空間、樹木や築山で起伏や変化をもたせた園庭など、園児の好奇心や五感を刺激し創造力や体力を養うことを目指した仕掛けを採用している。

 「ホームコモンズ設計」は、成長ステージのステップアップごとに、伸ばしたい能力や重要なコミュニケーションをまとめ、適した学び空間の要素を定義付けし「4ステップの学び空間」をデザインしている。


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