（株）週刊住宅新聞社は20日、2011年度の「首都圏優秀マンション表彰」結果を発表した。同年度に首都圏で発売された新築マンションの中から、「次世代に残せる資産価値の高いマンション」を評価委員（マンション評価ナビ主宰・大久保恭子氏、住宅ジャーナリスト・櫻井幸雄氏、不動産ジャーナリスト・目黒孝一氏）が選定したもの。
立地と規模別に「都心大規模」「郊外大規模」など6部門を設け、評価対象物件77物件の中から、6部門の優秀賞9物件と特別賞5物件を選定した。
最優秀マンションに選ばれたのは、三井不動産レジデンシャル（株）が販売した「パークコート六本木ヒルトップ」（都心大規模部門、東京都港区、総戸数270戸）。都内の分譲マンション初となる長期優良住宅認定などの基本スペックや災害対策の充実に加え、江戸時代は多くの武家屋敷が構えられた、丘状の住宅地に溶け込むような落ち着いたデザインも評価された。