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分譲マンション「BRANZ」に、HEMSを標準導入/東急不動産

「BRANZ」入居者専用サイトでの「ミエコ」画面イメージ。家庭ごとの電気使用量、CO2排出量など、同じマンション内や他のブランズ居住者間で「省エネ度」をランキング表示する

 東急不動産(株)は20日、同社の分譲マンションシリーズ「BRANZ(ブランズ)」に、(株)ファミリーネット・ジャパン(東京都渋谷区、FNJ)が提供するHEMS(ホーム・エネルギーマネジメント・システム)「me-eco(ミエコ)」を標準導入すると発表した。今冬販売予定のマンション「(仮称)千代田区四番町計画」より順次導入していく予定。
 
 「me-eco(ミエコ)」は、エネルギーの使用量を計測し、携帯電話やパソコンでいつでも確認できるサービス。「ブランズ」では、入居者専用サイトを通じて提供する。家庭ごとの電気使用量、CO2排出量など、同じマンション内や他のブランズ居住者間で「省エネ度」をランキング表示するほか、今後、外出先から照明や家電製品を制御する付加サービスなども可能となる。

 同社は、昨夏実施した「節電チャレンジサービス」で、HEMSを導入した家庭の約半数で3割以上の節電効果を出したことから、「エコロジー」と「エコノミー」の両面において実効性があるとしている。

 なお、FNJのミエコは18日、「平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業」の補助対象機器に指定されている。


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