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首都圏の居住用賃貸成約数、23区好調で2ケタ増/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は23日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける6月の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録数は、27万831件(前年同月比15.1%増)。1平方メートル当たりの登録賃料の首都圏平均は、賃貸マンションが2,729円(同▲2.0%)、賃貸アパートが2,275円(同▲2.8%)。1戸当たりの平均では、賃貸マンションが9万6,000円(同▲2.6%)、賃貸アパートが6万1,200円(同▲0.5%)となった。

 一方、成約件数は1万8,802件(同10.0%増)となり、5月の前年割れから回復。2ケタ増となった。成約件数は、2年連続の2ケタ増。成約の45%を占める東京23区がファミリー、シングルともに好調だったことと、埼玉県が13ヵ月連続増と堅調に推移していることなどが要因。

 1平方メートル当たりの成約賃料の首都圏平均は、賃貸マンションが2,605円(同▲1.5%)、賃貸アパートが2,207円(同▲1.8%)となった。1戸当たりの平均では、賃貸マンションが8万9,800円(同▲1.4%)、賃貸アパートが6万2,100円(同▲0.8%)だった。


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