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東京・豊洲のオフィスビル着工。「DBJ Green Building 認証制度」でプラチナ取得/三菱地所、IHI

「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」外観予想図

 三菱地所(株)と(株)IHIは26日、大規模オフィスビル「(仮称)豊洲3-2街区ビル計画」(東京都江東区)の起工式を行なった。着工は、8月1日。

 同ビルは、2社による共同事業の第2弾で、第1弾の「豊洲フロント」と、「豊洲キュービックガーデン」(事業者:第一生命保険(株))に隣接し、豊洲2・3丁目地区のシンボルとなるオフィス街区を形成する。竣工は2014年8月上旬の予定。

 建物は、地上16階地下2階塔屋2階建て。敷地面積1万6,242平方メートル。延床面積10万1,376平方メートル。企業の移転集約効果を高める約1,390坪の広大なフロアプレートが特徴。震災に備え基礎免震構造を採用するほか、浸水対策として電気室等を2階レベルに配置。72時間非常用発電機も装備する。また、敷地面積の41%となる高い緑化率や吹抜け空間による自然光の積極的な利用など環境共生への取り組みを実施。LEDや照明器具の適正照度制御、BEMS(ビル・エネルギー管理システム)等も導入する。

 なお同開発は、日本政策銀行による「DBJ Green Building 認証制度」において、国内トップクラスの優れた環境・社会への配慮を有するとして「プラチナ(プラン認証)」格付けを取得した。


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