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住宅の「買い時感」、震災前水準まで回復/長谷工アーベスト

 (株)長谷工アーベストは26日、「顧客マインド調査」の結果を公表した。6月28日~7月2日、首都圏居住者(モニター)および同社が販売を受託するマンションのモデルルーム来訪者等に対してアンケート。モニター2,377件、来訪者555件に対して「住宅の買い時感」を聞いた。

 「買い時だと思う」との回答は、モニターが27%(12年4月時点:23%)、来訪者が41%(同38%)といずれも増加傾向が継続。東日本大震災で大きく低下したが震災前水準に回復している。「住宅の買い時感DI(「買い時だと思う」から「思わない」の数値を差し引いたもの)」は、モニターで+5ポイント、来訪者で+26ポイントとなり、モニターに関しては震災以降初めてプラス水準まで回復した。

 「買い時だと思う」理由については、モニター・来訪者ともに「現在の金利が低水準だから」がトップ。次点の「今後は消費税率の引き上げが予想されるから」は、12年1月時調査と比較すると、モニターでは70%(12年1月時調査比12ポイント上昇)、来訪者では72%(同7ポイント上昇)に達し、消費税増税前に購入したい、という意識がみられた。


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