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東京・青山の商業複合ビルを竣工/東急不動産

「スプライン青山東急ビル」外観。「スプライン」の名の通り、緩やかなカーブを描いた総ガラス張りの外観が特徴
オフィスフロアは、中規模ビルながら、ワンフロア約640平方メートルを確保した

 東急不動産(株)は、商業複合ビル「スプライン青山東急ビル」(東京都港区)を竣工。26日、報道陣に公開した。

 同物件は、東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩3分に立地。2009年、同地に建っていた商業ビルを同社が取得。建て替えを進めてきたもの。敷地面積は約980平方メートル、地上8階建てで延床面積は約4,900平方メートル。

 スプライン(雲型定規)の名称通り、緩やかなカーブを描いた総ガラス張りの外観が特徴。建物は、官庁施設と同等の耐震性能を持たせ、Low-Eガラスや自動調光システムなど環境にも配慮した。

 1・2階は、インテリアショップ「フランフラン」の大型基幹店が入居。3~8階のオフィス部分は、中規模ビルながら、ワンフロア約640平方メートルを確保。すでに、アパレル系企業、IT系企業などを中心に7割が契約済みで「周辺相場よりかなり高めの坪賃料2万円台後半で成約できている」(ビル事業本部ビル営業部)という。


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