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シェア収納やオープンリビングなどでストレスなくす二世帯住宅を発売/パナホーム

「カサート・ファミオ」に「つどいえ」融合タイプを導入した外観イメージ

 パナホーム(株)は28日、二世帯住宅「つどいえ(two・do・ie)」を北海道および一部地域を除く全国の、全商品対象に導入した。

 開発にあたり、同社の二世帯住宅居住者を対象に、生活者調査を実施。その結果、二世帯同居は、リビングやダイニングで世帯間交流ができることが大きなメリットである一方、玄関の収納量不足、リビングの散らかりなど、共有空間におけるストレスが課題として挙げられた。

 これらを踏まえ、同商品は、「大家族を楽しむ」「お互いを思いやる」「みんなで家事楽」をベースに開発。大開口、大空間により内と外、縦と横がつながる「エアリー・オープンリビング」、一人でのんびり自分の時間を過ごせる「パパ(ママ)コーナー」や、二世帯のキッチンワークを円滑にするために、キッチン収納や冷蔵庫を世帯別に設けた「思いやりキッチンスペース」、入浴や朝の身支度も気兼ねなく行なえる「独立脱衣室」などを提案した。

 また、家事にかかる動線や時間を効率化する独自の生活提案「家事楽スタイル」を二世帯同居の課題解決に向けて進化。玄関、リビング、サニタリー等への「シェア収納」で豊富な収納量を確保。適材適所に世帯別の収納を設け、ストレスをなくしていく。

 プランは「融合」「半融合」「半独立」「独立」の4タイプ。モデルプラン(「カサート・ファミオ」融合タイプ(2階建て・延床面積127.86平方メートル))は、3.3平方メートル当たり66万7,000円、本体価格2,577万円(消費税込)。初年度販売1,400棟を目指す。


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