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特別損失4億4,300万円を計上、最終減益/京阪神ビルディング13年3月期第1四半期決算

 京阪神ビルディング(株)は27日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~6月30日)は、前年度後半にビルの稼働率が改善したことから連結売上高が33億6,900万円(前年同期比2.7%増)となったが、今年2月に竣工した「西心斎橋ビル」の費用計上が本格化し、営業利益は12億200万円(同▲0.1%)ととどまった。また、営業外収支が改善し経常利益が10億4,300万円(同1.0%増)となったものの、投資有価証券評価損による特別損失4億4,300万円を計上。当期純利益は2億500万円(同▲59.4%)となった。

 セグメント別では、土地建物賃貸事業は売上高33億600万円(同4.2%増)、営業利益12億9,800万円(同1.6%増)。その他事業は、テナントからの工事受注が減少し工事売上高が6,300万円(同▲40.5%)、営業利益が300万円(同▲73.2%)となった。

 通期は、前回発表時と変更なく、売上高136億円、営業利益45億円、経常利益37億円、当期純利益20億5,000万円を見込んでいる。


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