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横浜・上大岡の丘陵地に「エコマンション」/総合地所

「ルネ横浜上大岡」完成予想図。繁華街を抜けた丘の上立地で、採光・通風と眺望に優れている
モデルルーム。光と風を取り入れるべく、センターオープンサッシュやガラス張りのバルコニーなどを採用する

 総合地所(株)は、分譲マンション「ルネ横浜上大岡」(横浜市港南区、総戸数83戸)の販売を開始した。

 同物件は、京浜急行線「上大岡」駅徒歩12分に立地する、地上5階建ての低層マンション。建設地は企業社宅跡で、上大岡の繁華街を抜けた丘のほぼ頂上のため、採光と通風に優れる。この条件を生かすべく、バルコニーをガラス張りとして開放感を演出している。また、エリアの中でも有数の閑静な邸宅街の雰囲気を継承すべく、擁壁は石積みとしその上に生垣を設けている。

 環境対応を強化しているのが特徴で、太陽光発電と電力一括購入システムを同社として初めて導入。5kWの太陽光発電パネルから、各住戸に電力を供給する。また防災対策も強化。非常用飲料水生成器、マンホールトイレ、防災備蓄倉庫などを設置する。

 住戸は、3LDK・4LDK。専有面積70~86平方メートル。光と風を最大限取り込むことを目指し、通風スリット付きの玄関ドア、各室への引き戸、リビングのセンターオープンサッシュなどを採用している。販売予定価格は、3,380万~4,990万円。最多価格帯は3,900万円台。平均坪単価は176万円。現在までに、横浜市内を中心に、350組の反響と130組のモデルルーム来場を得ている。

 販売を担当する同社分譲事業第二部の長島恵一氏は「上大岡は、大規模再開発が終わり、まちのポテンシャルが大幅に向上し、横浜市内でも注目されている。その中でも、このマンションは駅徒歩圏でありながら、丘の上の良好な住環境という、永住にふさわしい立地にある。この駅周辺のマンションにはない魅力を最大限に引き出せるよう企画した。ファミリー層が3,000万円台で購入し、安心して暮らしていけるマンションとしてアピールしていく」などと語った。


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